津久見ボーイズは5年前に4人からスタート

津久見ボーイズは2020年わずか4人でスタート。試合ができなくても野球に打ち込むひたむきな姿を見て徐々に部員数も増え、19人となった今年、ついに全国の舞台に上がります。

(小山英己監督)「それはもう、うれしかったですよ。普段家族とか支えてくれているのでお父さんお母さんたちに羽ばたいている姿を見せてもらいたいなと思う」

チームの中心を担うのは投打で光る石田選手。体をしなやかに使って鋭い打球を軽々と外野に飛ばします。

(石田玲也選手)「バッティングでは長打力が魅力だと思います。一戦必勝で最後まで諦めることなく全力でプレーしていきたい」

投げては伸びのある直球を正確にミットへ。左では市川投手もダイナミックなフォームでボールを低めに集めて相手を打ち取ります。

バックではセカンドの平山選手が手堅い守りで盛り立て、打線でも先頭打者としてリズムを生み出します。

(平山來選手)「チームの流れが良くなるように初回から自分が打ったり守備でもセカンドから声でチームを引っ張って自分の持ち味を出してプレーしたいです」

春の全国大会は3月27日、宮城仙南ボーイズと対戦。初の大舞台で津久見ナインが躍動します。