大分市佐賀関でおきた大規模火災から、丸1週間が経ちました。被災した住民の避難生活が長びく中、県内外からの支援も広がり始めています。
り災証明書の受付始まる「佐賀関にいたいので、また家を建てたい」
現在、佐賀関市民センターには、70世帯109人が身を寄せています。25日で丸1週間となる避難生活で被災した人たちの疲労の色は次第に濃くなっています。
(被災者)「1日・2日で帰れると思っていたのに、こんなに長くなるとは誰も思ってなかった」「まず自分の心が整理できていない。家が燃えた跡を見ても、まだ気持ちの整理がつかず、なかなか眠られません」

先の見えない生活に不安を募らせる住民たち。そうした中、避難所で25日、生活再建に向けた新たな動きが始まりました。
(賤川記者)「被災者を対象とした、り災証明書の受け付けが、午後1時から始まりました」
市は、家屋が全焼した被災者を対象に、25日からり災証明書の発行を始めました。受け付けは避難所となっている佐賀関市民センターのほか、市役所や各支所でも行われています。

(被災者)「寂しいですね。私は佐賀関の田中で生まれてからずっとここに住んでいます。佐賀関にいたいので、り災証明をもらって、また、住める家を建てたいです」



















