防犯意識を高めてもらおうと、大分市の小学校で登下校中の児童が不審者に声をかけられた時の対処法を学ぶ訓練が行われました。

この訓練は「全国地域安全運動」の一環で実施されたもので、大分市の大在小学校では12日、1年生およそ160人が不審者から身を守る方法を学びました。

このあと、大分東警察署の警察官が不審者役となり、登下校中の児童に不審者が声を掛ける想定で訓練が行われました。

(児童)「不審者が来ても(お菓子とかおもちゃを)断る」「大きな声で助けてって言う」「防犯ブザーを鳴らして逃げる」

県警によりますと、大分県内で9月末までに登下校中の小学生が不審者と遭遇した事案は90件発生していて、2021年の同じ時期より3件増加しています。