大分市佐賀関で住宅など170棟以上が焼けた大規模火災で20日午後、約1.4キロ離れた無人島「蔦(つた)島」から再び黒煙が上がっていることが確認されました。
大分市佐賀関で18日午後5時40分ごろ発生した火災では、住宅や空き家など170棟以上が焼けました。
火は周辺の山林10か所や、1.4キロ離れた無人島「蔦島」にも燃え移り、焼失面積はおよそ4万8,900平方メートルに及んでいます。
50台を超える消防車両をはじめ、自衛隊も出動して消火にあたっていますが、20日午後3時半ごろ、防衛省が撮影したライブ映像では、「蔦島」から再び黒煙が上がっているのが確認されました。
大分市によりますと、この火事で連絡が取れなくなっている76歳の男性が住んでいたとみられる火元の建物から1人の遺体が見つかっており、警察が身元の確認を進めています。



















