この冬一番の強い寒気の影響で、大分県内では6日にかけて警報級の大雪となる恐れがあり、雪の降り方に注意が必要です。

九州北部地方にはこの冬一番の強い寒気が流れ込み、県の北部や西部を中心に断続的に雪の降る天気となっています。現在、北部・西部の全域と中部の一部に大雪注意報が発表されていて、6日の午前中にかけては警報級の大雪となる恐れがあります。

(日田市で)「まだ降るような予報なので心配ですね・雪が積もったら動かない」

5日午後6時までの24時間降雪量は北部と西部の多いところで山地で15センチ、平地で10センチなどと予想されています。その後の24時間も最大で山地は15センチ、平地で5センチの降雪予想となっています。

高速道路にも影響が出ています。東九州自動車道は中津インターより北で上下線とも通行止めとなっているほか、大分自動車道などでは冬用タイヤが必要な区間が出ています。

県教育委員会によりますと、4日は県西部を中心に小中・高校など6校で休校となっています。また、5日は北部と西部の28校で休校を決めています。中津市では公用車を出して水道管の凍結に注意を呼びかけています。

中津市

強い寒気の流れ込みは6日にかけて続き、大分地方気象台では積雪や路面凍結による交通障害、水道管の凍結や農作物の管理などに注意を呼びかけています。