大雪の見通しや注意点について気象予報士大森麻以さんの解説です。
大分県内には4日、今シーズン最強の寒波が襲来します。まずは上空の寒気の予想です。

3日夜の時点で九州付近は、日本海の低気圧と大陸の高気圧との間で西高東低の気圧配置となっています。すでに、平地で雪を降らせる目安の寒気が県内に流れ込んでいます。4日になると低気圧が北日本付近へ進み、寒気の流れ込みが強まります。上空1500メートル付近でマイナス12度以下という、今シーズン一番の強い寒気が九州にも流れ込みそうです。
雪の予想です。4日に日付が変わる頃から県内には北西の風に乗って、雪雲が次々と流れ込みそうです。特に、西部や北部の山沿いや国東半島で雪の量が多くなりそうです。平地でも雪の積もる所がありそうです。
さらに5日が寒気の流れ込みのピークで、ふだん雪の少ない南部にも雪の範囲が広がりそうです。その後木曜日も雪が残るでしょう。道路の通行止めなど、交通への影響にお気を付けください。