犯罪や交通事故などで亡くなった被害者の等身大パネルを遺品とともに展示し、生命の大切さを訴えるメッセージ展が大分県中津市で始まりました。
事件や事故で家族を失った遺族らが開く生命のメッセージ展。中津警察署で3日から始まり、会場には亡くなった15人の等身大パネルが並び、足元には遺品の靴が置かれています。

主催者の1人、国東市の佐藤悦子さんは2003年に次男の隆陸さん(当時24)を飲酒ひき逃げ事件で亡くしました。
(ピアサポート大分絆の会・佐藤悦子共同代表)「ある日突然あすがなくなってしまうかもしれないことを身近に自分のこととして考えながら、1日1日を大切に過ごしてほしいと思う」
生命のメッセージ展は2月7日まで開催され、3月には規模を拡大して県庁でも開かれる予定です。