大分市にある通信制高校の生徒と地域の住民が29日、共同で災害時に備えた炊き出し体験をしました。
大分市にある通信制高校の府内高校で行われた炊き出し体験には、15歳から19歳までの生徒と地域の住民らおよそ50人が参加しました。日本赤十字社県支部の職員が講師を務め、災害時の備えについて説明したあと、炊き出しを体験しました。
生徒たちは、炊飯袋にコメと水を入れ、お湯の入った大釜に次々と投入して30分ほどで完成させました。ご飯が炊き上がると試食し、出来具合を確かめました。

府内高校ではこのような活動を通して、いざというときに地域住民と助け合う「共助」の精神を学んでほしいとしています。