この春卒業を控えた大分県立芸術文化短期大学の学生による作品展が県立美術館で始まりました。

28日から始まった卒業・修了制作展には県立芸文短大美術科の2年生と専攻科造形専攻の2年生あわせて107人が手がけた絵画や彫刻、グラフィックアートなどの作品149点が展示されています。

このうち上岡由佳さんの作品は自分の育った家の裏庭を題材にした日本画で幼い頃から慣れ親しんだ場所への郷愁の思いが暖色系の色合いで表現されています。

「GardenⅠ」上岡由佳

また、園田陽菜さんが制作した高さ140センチあまりのリラックスして腰かけた女性の彫刻作品は肌の質感や弾力を緻密に表現しています。

「じゆう」園田陽菜

この卒業・修了制作展は2月2日まで大分市の県立美術館で開かれています。