2024年開催された全国豊かな海づくり大会の式典で天皇皇后両陛下が使った「お手渡し容器」が大分市の高校に寄贈されました。
お手渡し容器が贈られたのは大分市の大分西高校です。11月に大分市で開催された全国豊かな海づくり大会の式典行事では、天皇皇后両陛下から県内の漁業関係者にイサキやキジハタの稚魚が手渡されました。
その際、別府竹細工で装飾された4つのお手渡し容器が使われ、大分西高校の生徒16人が介添えなどを務めました。

14日の寄贈式では生徒を代表して伊藤華咲さんが「今後も海について考えて行動していきたい」と抱負を述べました。
(大分西高校2年・伊藤華咲さん)「本当に光栄です。式典の介添えでずっと緊張していたけど、渡してみると笑顔で「ありがとう」と言ってもらって、うれしい気持ちが一番あった」
お手渡し容器は県漁協などにも寄贈される予定で2月上旬まで、県庁で一部が展示されています。