厳しい寒さの中、9日、大分海上保安部は今年最初の潜水訓練を行い、潜水士が過酷な訓練に挑みました。

大分海上保安部では遭難者の救助や捜索などに迅速に対応できるように7人の潜水士が日々訓練に取り組んでいます。

9日行われた今年初めての訓練は、2014年10月に研修を終えた新人の山口雅也潜水士による飛び込みから始まりました。続いて15キロの重りを持っての立ち泳ぎや、ロープで船上まで登る「潜水サーキット」などを行い、救助現場での動きを確認しました。

(大分海上保安部・山口雅也潜水士)「厳しい環境下で訓練する方が自分のスキルアップにつながるので、厳しい環境でもしっかり今後も訓練に臨んでいきたい」

去年、大分海上保安部では潜水士の出動が9件あり、今後も訓練を重ね緊急要請に備えることにしています。