大分県の由布市の議会はごみのポイ捨てを防止する条例の制定案を可決し、来年4月から施行されます。
由布市議会は閉会日の13日、一般会計補正予算案など22議案の採決が行われました。このうちポイ捨て防止条例の制定案は湯布院町の湯の坪街道周辺で観光客の増加によりごみの散乱が問題となっていることから対策に乗り出すものです。

対象エリアでポイ捨てをした人が命令に従わない場合2000円の過料。ごみの適切な管理をしなかった飲食物の販売事業者が命令に従わない場合は、5万円以下の過料を科します。
また、補正予算案には事業者に配布するごみ箱や、喫煙所の設置費用400万円余りも盛り込まれています。
採決の結果、議案はすべて可決されポイ捨て防止条例は2025年4月1日から施行されます。