大分県内でインフルエンザの感染が広がっていて、県は11日インフルエンザの注意報を発表しました。

県のまとめによりますと12月8日までの1週間、県内58の定点医療機関に報告されたインフルエンザの患者数は778人で前の週から2倍近くに増えました。

1医療機関当たりでは13.41人と基準値の10人を超えたことから、県は11日インフルエンザの注意報を発表しました。

保健所別では日田・玖珠地域の西部が26.6人と最も多く、大分市、別府市などの東部、中津市など北部が注意報基準の10人を上回っています。

県は希望者は早めにワクチンの接種をするとともに、こまめな手洗いや換気、部屋の適切な湿度を保つことなど、感染予防対策を呼びかけています。