9日の大分県内は由布市湯布院町で氷点下を観測するなど、ほぼ全域で今シーズン一番の冷え込みとなりました。一方、高崎山ではサルが身を寄せ合い寒さをしのぐ姿が見られました。
週末から続く寒気の影響で9日朝は、県内各地で厳しい寒さとなりました。最低気温は由布市湯布院町でマイナス3.6度、玖珠町でマイナス2.8度、大分市では3.7度を観測。県内15の観測地点のうち13地点が今シーズン一番の冷え込みとなりました。

(登校中の高校生)「指先がめちゃくちゃ痛くなるくらい寒いです」「家の中でも白い息が出ていました」「震えるような寒さです」

こうしたなか、大分市の高崎山自然動物園ではサルたちが身を寄せ合い寒さをしのぐような姿がみられました。冬の風物詩「サル団子」も徐々に見られ始めていて、12月20日頃からは恒例の電気ストーブを設置する予定です。

(来園者)「お猿さんかわいい」「サルも寒そうでいっぱい運動してもらえたら」
(高崎山自然動物園・大槻高嶺さん)「7日はメスとか子ザルが5~6頭、集団を作るような様子が見られた。サル団子ですとか、冬でしか見られないサルの姿もご覧いただければ」
10日の朝も、9日と変わらない冷え込みで、日中の最高気温はほぼ平年並みの13度から14度となる見込みです。