行政や経済界などでつくる「大分トリニータを支える県民会議」の役員会が18日、開かれ、チームを運営する大分フットボールクラブが2期連続で黒字決算となる見通しを示しました。

県庁で開かれた会議には、行政や経済界などの役員10人と大分フットボールクラブの小澤正風社長が出席しました。

「大分トリニータを支える県民会議」役員会

クラブ設立30周年の節目となったトリニータは片野坂知宏監督を3シーズンぶりに迎え、J1昇格を目指しましたが、けが人が相次ぐなどして16位でリーグを終えました。

会議で小澤社長は今期の決算について、前期を超える19万6000人の入場があり2期連続で黒字となる見通しを示しました。そのうえで「来シーズンは県民の期待に恥じない試合をしたい」と決意を伝えました。

(大分フットボールクラブ・小澤正風社長)「16位という順位でありましたので、そこはしっかり認識しつつ1桁順位、プレーオフ、そしてその先という部分を見据えながらスタートしたい」

県民会議ではJ1昇格を後押しするため来シーズンもシーズンパスの購入やスポンサー獲得など支援を継続することになりました。