■JR大分駅北口に27階建てタワーマンション計画


高層マンションの建設計画は中心市街地でも。JR大分駅から歩いて数分の場所にある大分市末広町の空き地で地上19階建てマンションの建設が計画されています。大分県内でも多くのマンションを手がけてきた日鉄興和不動産としては県内最大規模となります。

なぜ、今高層マンション計画が相次いでいるのでしょうか。その要因として「用地の不足が考えられる」と専門家は指摘します。

都市評価システム(不動産鑑定士)安東正二社長:
「マンション需要があまり下がっていない状況の中で規模の大きな土地については次々とマンションが建設されてきて、面積的に広い土地が少なくなってきているのでその分高さでカバーするという動きになってきている」


15階を超える高層マンションの需要については安東正二社長は「郊外から都心への回帰、そういう需要がベースとしてある。大都市部でタワーマンション人気は非常に今強くなっているので高層階のマンションの人気が高い傾向は続くのではないか」と予測しています。

さらに、大分駅北口の再開発で計画されているタワーマンションは27階建て。来年度着工、2026年度に完成予定です。大分県内でも次々と計画されている高層マンション。街の様子が大きく変わっていきそうです。