およそ1300年前に太陽に接近したと推測されている「レモン彗星」が21日、地球に最も接近しました。
大分・佐賀関で撮影された貴重な姿
国立天文台によりますと、レモン彗星は2025年1月3日、アメリカ・アリゾナ州のレモン山天文台で発見され、命名されました。
10月18日早朝には、大分市佐賀関で視聴者が彗星の写真撮影に成功しました。

彗星には主に緑色と白色の2種類があります。肉眼で見る場合、彗星自体はそれほど明るくないため、鮮やかな緑色には見えず、ほのかに緑がかって見える程度です。しかし、写真では淡い光を蓄えることができるため、見た目以上に色鮮やかに写すことが可能です。