大分県豊後大野市で今年6月、大型トラックがセンターラインを越えて軽乗用車に衝突して女性1人が死亡した事故で、大分地裁は24日、運転していた88歳の男に有罪判決を言い渡しました。
過失運転致死の罪で有罪判決を受けたのは、佐伯市宇目の農林業、黒木初行被告(88)です。
この事故は今年6月、豊後大野市三重町の国道326号にある内山トンネル入り口付近で、大型トラックがセンターラインを越えて軽乗用車と衝突。炎上した軽乗用車に乗っていた女性(当時44)が死亡しました。
大分地裁で開かれた判決公判で北島聖也裁判官は、「被告が対向車を気にして車線左側に寄ったことで縁石に乗り上げ、ハンドルを右に切って衝突させた過失の程度は大きい」と指摘。一方で「事実を認め、二度と運転しないと述べている」などとして拘禁刑1年8か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。



















