大分県宇佐市に住む30代男性が25日、SNSで見つけた副業広告をきっかけに、現金およそ24万円をだまし取られる詐欺被害に遭ったことがわかりました。
警察によりますと、男性はSNSで副業を探していたところ、高収入をうたう広告を見つけ、アクセスするとLINEのトークに誘導され、副業の説明を受けました。
その後、担当者を名乗る人物とやりとりをし、「TikTok動画のスクリーンショットを担当者に送る」という副業を行ったところ、男性の口座に1万3800円が振り込まれました。
さらに担当者から「指定した口座にお金を振り込めば倍以上の報酬が入る」と告げられ、話を信じた男性が1万5000円を振り込むと2万5600円が振り込まれました。男性は利益を増やそうと、更に5万2000円を振り込みました。
すると担当者から「操作に不手際があり、システムに損失が出たのでお金を払うように」と要求され、21万円を振り込み、合わせて23万円余りをだまし取られる詐欺被害にあったものです。
男性は振り込んだ後にも35万円を要求されたことに違和感を覚え、警察に相談し、詐欺被害にあったことが分かりました。
警察では、手軽に稼げる副業は詐欺の可能性があり、多額のお金を失う前に、やり取りを中断し、家族や警察に相談するよう呼びかけています。



















