業務に必要のない生活用品などを発注し、会社に約38万円の損害を与えたとして、大分市にある水道管工事会社の元経理担当の女が背任の疑いで逮捕されました。

警察によりますと、元経理担当の女(46)は去年4月、業務に必要のないインクカートリッジや飲料水、味噌汁、シャンプーなど計83点を発注し、会社に約38万円の損害を与えた疑いが持たれています。

女は去年5月に退職しましたが、経理業務を引き継いだ社員が不適切な処理に気づき、警察に相談して事件が発覚しました。

女は商品を会社でなく、別の場所で受け取っていて、警察の取り調べに対し容疑を認めているということです。

警察は余罪の有無も含め、詳しい動機や経緯について捜査しています。