コロナ禍での順延で “大人の踊り子”として

(指導の声):「礼音ちゃん、(立つ位置が)ここは一番、端ですよ」

最年少14歳の踊り手、近藤礼音さん。

10年前に桶屋町の子ども踊りに参加、本来奉納する予定だった3年前は小学6年生。再び子ども踊りで参加予定でした。

近藤礼音さん:
「もしかしたら出られないかもという気持ちで不安ばかりだったんですけど、大人として踊り子として出られるってことでとても嬉しかったです」

2年生の時に書いた将来の夢は、くんちに関すること。
夢を叶える一歩を踏み出しています。

礼音さんは現在、中学3年生。学校と並行して稽古に励んでいます。

礼音さんの担任・長崎日大中学校 浦添 彰 先生:
「きつい顔一切見せずに授業もしっかり聞いてますし、課題もしっかりだしてるのでよく頑張ってるなと思います」

学校では明るく元気なムードメーカーです。

友人:「♪ もってこ~い、ドン ジャアパ」
掛け声を覚えて、くんち当日に来てくれる友人もいます。

近藤 礼音さん:
「みんなにも感動してもらいたいし、見に来てくれる人のためにしっかりお稽古がんばって、成功できるようにがんばります」