調理師のかたわら、花をテーマにした絵画で個展も開く長崎市の男性が13日、長年の夢を実現させました。
その夢とは、自分の店を持つこと。
見た目もおいしい料理と、子どもたちが好きに絵を描いていいスペースがある“食堂”が開店しました。



カラフルな花々に目を奪われます。
長崎市のみらい長崎ココウォークで7月23日まで開催されている 藤永健太さんの個展『花と葉っぱ』です。

藤永健太さん(39):
「子どもが2人いて、長女の名前(花愛=はなめ)に『花』ってついてるんですよね。
下の男の子は(洋二郎=ようじろうで)『葉っぱ』っていう漢字が入ってるので『花と葉っぱ』ってタイトルに(しました)」


子ども好きなパパが、子どもの頃の気持ちで描いた絵です。
よくみると絵に凹凸があります。
フラワーの文字はどこかというと…

藤永健太さん:
「これ(FとLの文字)が何かの包み紙で、これ(O)が輪ゴム、ここ(w)は割り箸ですね。(E・Rは)段ボールに、布に…
だから、タイトルがですね、『今は花になった』っていう」

グレーがベースのキャンバスに描かれたガラスの花器には、鮮やかな黄色と緑の小さな小さな花が──


藤永健太さん:
「(この)花はですね…これ、アクリル絵具のチューブ(の先)の固まったところをペリッて剥がして溜めてるんですよ。(花として)使いたい時に使うみたいな」
遊び心がいっぱいで、子どもたちも楽しめる絵です。

藤永健太さん:
「(この絵の)タイトルが『カエルとはな』なんですけど、この中にカエルがいて…」

約1メートル四方の花で満たされたキャンバスの中で、藤永さんが指し示した先には…小指の爪ほどのちっちゃなカエルが描かれていました。

早田アナ:「めちゃくちゃ 小っちゃいじゃないですか!笑」