ちょっとひととき…懐かしい “昭和の長崎”を感じてみてください。NBCライブラリーに残る 昭和40年代の貴重な映像の一コマです。
高度経済成長期の昭和42年、長崎市ではビル建設ブームが到来していました。

「長崎はビル建設ブーム」というタイトルで昭和42年(1967年)7月に撮影されたニュースフィルムから、当時の長崎市中心部の町並みの様子がよくわかる画像をお届けします。

長崎の中心部、旧県庁坂から中央橋交差点一帯です。


その一角にビルが建設中。(長崎市江戸町)
現在でも存在しており、大型の映像ディスプレイやお菓子の時計が設置されているビルです。


万才町のオフィス街に建設中の大手生命保険会社のビルです。
(現在は高層マンション)



長崎市消防局がスノーケル車を出して訓練を行なっていますが、建設されるビルは高層化する一方で、はしごの高さが足りないのが分かります。

消防署では、火災の早期発見に備え、消防局員が地上33mの望楼から警戒にあたっていますが、高層ビルの建設のため、長崎県庁方向が見えづらくなってきている事がわかります。

望楼から市街地を撮影した、360度パノラマ遠景は昭和40年代前半の長崎の市街地の眺望が堪能できます。

・市役所通り(旧県庁方面)

・興善町、万才町方面

・桜町、旧NBC本社ビル

・新興善小学校(当時)現在は長崎市立図書館

・旧市役所方面

長崎市の街は今大きく変わりつつありますが、ちょっと懐かしい昭和の長崎の市街地が俯瞰できる貴重な映像です。
放送局が撮影した 長崎の映像を配信している“ユウガク”より