「法律が適用できるとは言え…」田植えを前に用水路を埋められ

工事は、住民たちの暮らしに“直接的な影響”をもたらし始めています。

石丸さんの田んぼの上流には“巨大な構造物”が建てられ、川から田んぼに水を引く“用水路”が破壊されました。

石丸 勇さん:
「(写真を見せながら)これが前の状態。今、あそこに電柱が残って見えていますけど、あの電柱のちょっと手前から、ずーっとここまで、(用水路だったところが)埋まっているんです」

川から田んぼまで約500mありますが、何か所も寸断されていて、復旧はできません。

生活の糧となる“米作り”。田植えを間近に控えた時期の出来事でした。

石丸 勇さん:「“土地収用法”が適用できると言いながら…あんまりですね」