ちょっとひととき…懐かしい “昭和の長崎”を感じてみてください。
NBCライブラリーに残る 昭和50年代の貴重な映像の一コマです。
全国の路面電車ファンの方は必見です!
今から47年前、昭和51年(1976年)10月、長崎市内を走る長崎電気軌道の路面電車を撮影したニュース映像です。

長崎では、東京や神奈川、福岡などで運行を終えたあと、移籍してきた車両がまだまだ現役で頑張っていました。

“162”の番号が付いている木造電車はレトロで歴史も古く、かつては西鉄の電車として福岡市内を走っていました。

“705”は元東京都電のワンマン電車で昭和40年代に東京から長崎へ。

“152”の電車は昭和30年代に神奈川県小田原市から長崎へ移籍しました。


この日は宮城県仙台市から移籍してきた“1055”号電車の運行が始まり、浦上車庫でセレモニーが行われました。
路面電車の走る姿と合わせて、ちょっと懐かしい昭和50年代の長崎の街並みもご覧ください。

出島が復元整備される前の姿も映っています。

昭和57年の大水害後に拡幅工事が行われる前の中島川と眼鏡橋の姿も──

全国各地で市民の足となり、今度は長崎で“第二の人生”を頑張る電車たち。

撮影から約50年が経ちましたが、中には今でも現役で活躍中の車両もあります。
長崎市内で路面電車を見かけた時、ちょっと見る目が変わるかもしれません。
放送局が撮影した 長崎の映像を配信している“ユウガク”より