エサ次第で身の量や味が変わる

漁協ではいま、捕獲したウニにエサを与えて身入りをよくすることで、商品価値を高める『畜養』に取り組んでいます。

子どものウニから育てる『養殖』と異なり、”時間やコストがかからない”というメリットがあります。

ウニの身が入りやすくなる3月に、およそ500個のウニを捕獲。

『ブロッコリーの葉を与えるグループ』と、隣町から譲り受けた『養殖ワカメの切れ端を与えるグループ』に分けて、沖合の海に吊るして畜養しました。

植木 副組合長:「こんなに食べる。(綺麗に食べて)意外でしょ?」

ブロッコリー と ワカメで ”畜養” したウニの味は…?

この日は、畜養を始めて1か月経ったウニの身入りを確認!
当初は身がほどんど入っていませんでしたが…

市場に出回っているウニに劣らないほどの量が詰まっていました。

植木 副組合長:
「本当は(最初)半信半疑で”大丈夫かな”と思ったが…意外と実入りがよかったです」

”ワカメグループ”の方が”身入りが良く”、”ブロッコリーグループ”の方が”色が濃く鮮やか”になることも分かりました。

肝心の味は…?