■ 九州実業団駅伝ではまさかの失速

ニューイヤーの予選となる先月の九州実業団駅伝。
林田選手は、エース区間の5区。井上選手は、アンカーを任されましたが…

実況:「三菱重工の井上大仁が距離が離れました。遅れました」

レースを走った7人のうち“2人だけが順位を落とす”という不本意な結果に…。
チームの柱となる『Wヒロト』は今、気持ちを奮い立たせています。

“絶対的エース”井上 大仁 選手:
「本番ではああいう走りはしないように。全力を尽くしたいと思います」

“次世代エース” 林田洋翔選手:
「ニューイヤー駅伝では、この悔しさをぶつけて、この1年間苦しんでよかったなと思えるような結果にしたいなと思っています」

■ 職場や地元ファンの応援が支えに

YouTubeの三菱重工スポーツチャンネルでは林田選手がチームメイトの職場を訪ねて、普段の仕事の様子などを紹介する動画が公開されています。

林田 洋翔 選手:
「きょうは会社に来ています。自分たちは仕事と競技を両立しているので」

実業団チームに所属する選手たちは、毎日の出勤前と勤務が終わった夕方から走り込みをしています。

職場の応援が選手の支えとなっています。

林田選手:「横断幕と旗と…。すごく応援してもらっている?」

吉岡 遼人選手:
「そうですね。競技に集中しやすい環境で仕事させてもらっています」
「ありがとうございます」

また、今年は11月6日、長崎市で3年ぶりに『三菱重工マラソン部といっしょに走ろう会』を開催しました。