■ ニューイヤー“7枠”を目指して

レース本番で走れるのはこのうち7人。

それそれが刺激し合いながらその枠を争っています。



実績がある、キャプテンの的野選手や、チーム最年長、定方選手、さらにはアジア大会マラソン日本代表に選ばれていた山下選手ら主力に加え、期待のルーキーも入りました。

大卒ルーキー(島原市出身) 近藤 亮太 選手:
「三菱に行きたいというのは、大学に陸上で進むって決めてから この道を望んでいたので…」

島原市出身の近藤亮太選手(23)です。

順天堂大学時代に箱根を経験した23歳は、先月の九州実業団駅伝で、区間3位の好走を見せ、アピールに成功。
ニューイヤーでのメンバー入りを虎視眈々と狙っています。

近藤 亮太 選手:
「本当に失うものがないというか…果敢に挑戦していくだけだと思うので。ニューイヤーでしっかり自分の力を出して活躍したいなっていう風に思います」


この1年、自らを追い込んで走り込んできた三菱重工。

半数以上の選手が今年、5千メートルで自己ベストを更新するなど、選手層は厚みを増しています。

何度も阻まれてきた“優勝”の壁──
次こそは、必ず乗り越えます。

キャプテン 的野遼大選手:
「日本で唯一のマラソン部としてマラソンを第一に考えたチームなので、普段の練習であったり気持ちの面でもやっぱり粘り強さというのはどこのチームよりもあると思っているので、今回のニューイヤー駅伝では昨年度味わった悔しさを晴らせるように頑張っていきたいと思います」

NBCテレビではニューイヤー駅伝を2023年1月1日の午前8時50分から生放送でお送りします。