F-15、別名イーグル。マルチな戦いが可能な航空自衛隊の主力戦闘機です。F-15を駆るパイロットは通称“イーグルドライバー”と呼ばれるエリート中のエリートです。
そして、映画『トップガン マーヴェリック』の公開で、戦闘機パイロットたちの姿が今、再び注目を集めています。
並外れた精神力、強靭な肉体が求められる戦闘機パイロットの世界で、46歳まで“イーグルドライバー”であり続けた『和製トップガン』が先月、56歳の誕生日に退官の日を迎えました。
長崎出身の“イーグルドライバー”朝長 雅彦一等空佐の最後の日に密着しました。

■ F-15のフライト時間 3,196時間!

朝長さんは20年もの間、F-15の操縦桿を握り、過酷なフライト時間は3,000時間を越えました。野球に例えれば、200勝投手です。

後輩の指導にも、その才を発揮。あの、ブルーインパルスのパイロットも育てました。

防府北基地 第12飛行教育団 基地業務群司令
近藤 竜哉 2等空佐:

「操縦者が朝長先輩の熱い指導を受けて、今、航空自衛隊で活躍している」