■ 読書感想文は ”4ブロック” で考えよう

住吉:読書感想文は得意?苦手?
子ども:
「うーん苦手。まとめる要約するところ」
「ちょっと難しい」
母親:
「(自分が)ついてついてないと…やっぱりもう3行ぐらいで終わるので、それをどう膨らませるかが…」

読書感想文におススメの本のコーナーを設置している メトロ書店の 読書アドバイザー、川崎 綾子さんに書き方のポイントを伺いました。
まずは ”読書感想文の型” について──
メトロ書店 読書アドバイザー 川崎 綾子さん:
400文字とか600文字とか字数が決まってるときに、いきなり400文字最初から書こうとせずに、100文字の塊を4つとか、150文字のブロックを4つとか考えながら書いてたら、書きやすいんですよ。

例えば──
(1)最初の100文字でこの本を選んだきっかけや動機を書いて
(2)次であらすじを書く
(3)そして自分が気に入ったポイントとか
(4)最後にこの本を読んで『これから自分はこうしよう』と思いました、というような ”これからの話” を書いたりとかですね。

なかなか字数が埋まらない子は──?
(3)の気に入ったポイントを膨らませるのが簡単なんだそうです。
川崎さん:
やっぱり自分が感じたことですね、主人公のこういう部分で、僕はこういうふうに思いましたとか。その作品の中の文書に絡ませて書いていったら書けると思いますよ。
(普段から)本を読んだ気持ちを言葉に表す癖をつけておくといいと思います。

まだ何をするか決めていない子も、どうせなら、自分の興味がある分野や本で、宿題に取り組んでみてはいかがでしょうか?
宿題をばっちり終わらせて残りの夏休みを楽しんで下さい!

子どもたち:「夏休みサイコー!!」