能登半島地震では、古い木造住宅の倒壊が相次いだほか、古い建造物が密集する地域で大規模な火災も発生しました。
宮崎県内にも歴史的な町並みが残る地域がありますが、歴史的建造物の保存と耐震化が両立できるのか取材しました。
江戸末期から明治にかけての面影残る日向市美々津
伝統的な木造住宅が建ち並ぶ日向市美々津。
江戸末期から明治にかけての面影が今も残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。


美々津は、かつて津波の被害を受け、土地の一部が流された場所で、港には津波対策のゲートが設けられているほか、防火水槽を備え消防団の詰所となっている防災センターがあります。

