MRTテレビ「Check!」で日常生活での疑問や不安などを調べていく「Check!調査班」。
今回は、罪を犯した人が再び犯罪に走る「再犯」について考えます。

今月は、「再犯防止啓発月間」なんですが、犯罪白書によりますと、おととし、刑法犯で摘発された人のうち、再犯者の割合は49.1%とおよそ半数にのぼりました。

なぜ「再犯」が多いのか、そして、どう防ぐのか、これまで9回服役したという男性の話から「再犯防止」について考えます。

自立準備ホーム

宮崎市のNPO法人「カーサ・グランデ」。
様々な理由で生活に苦しむ人たちに対し住む場所の提供や就労支援を行っている。

また、この施設は、「自立準備ホーム」としての役割も果たしている。

「自立準備ホーム」とは刑務所を出所したものの行き場のない人が自立できるまでの間、一時的に生活する民間の施設だ。


(カーサ・グランデ 野本修二理事長<保護司>)
「食事をスケジュール通り取ってもらって、作業があれば作業に行ってもらって、お金を貯めていただく。もう一つはコミュニケーションを思い出してもらう」