第50回という節目となる男子ゴルフ ダンロップフェニックストーナメントが16日開幕。4年ぶりの出場で注目を集める松山英樹は、初日、単独首位と絶好のスタートを切りました。
(大田愛理キャスター)「記念すべき50回の節目を迎えたダンロップフェニックストーナメント。節目にふさわしい一段と豪華な顔ぶれが集結しました」
16日は、まずゴルフ界のレジェンド、中嶋常幸プロ 青木功プロによる大会初の始球式が行われました。
初日の16日、最もギャラリーの注目を集めていたのが4年ぶりに参戦の松山英樹に海外招へい選手で大会レコードホルダーのブルックス・ケプカ。
それに今年全米オープンを制したウィンダム・クラークという、メジャーチャンピオン3人でまわる豪華な組み合わせです。
(ギャラリー)「(松山選手を)間近で見たのでそれだけで感動して来たかいがあった」「なかなか(生で)見る機会がないのですごいショットを楽しみにしています」
インスタートの松山は11番、6メートルのバーディーパットを沈め、好スタートをきります。
そして、18番、ロングホールの第2打でピン横1.5メートルに寄せるとこれを難なく沈め、イーグル!
ギャラリーを沸かせます。
流れをつかんだ松山は、後半の1番・2番で連続バーディー!
その後もボギーフリーで着実にスコアを伸ばした松山はトータル8アンダー、堂々の単独トップで初日を終えました。
(松山英樹選手)「プレッシャーもあるが、一つ一つ、普通のパーでも声援もらうと嬉しいのでよかった。明日以降しっかりと(スコアを)伸ばして最終日いい位置で迎えられるように頑張りたい」
一方、ケプカは前半パターに苦しみ、我慢のゴルフが続きます。
しかし、18番の第3打でチップインイーグルで会場を沸かせます。
勢いに乗りたいケプカでしたがその後は思うようにスコアが伸びず、トータル2オーバー、2日目からの巻き返しを図ります。
そして現在賞金ランキング1位の中島啓太は、パー5の7番でセカンドショットをグリーン手前のラフにつけイーグルチャンス。
これを沈めた中島は、首位と2打差のトータル6アンダーで3位タイ、初優勝、そして賞金王へ好位置につけました。
(中島啓太 選手)「きょうは前半からスコアを伸ばすことができて後半少し我慢のプレーが続いたんですけど、最後もいいバーディー取れたので/あしたからも1打1打丁寧にバーディーを取れるように頑張りたい」
また、中島と同じ組で回ったディフェンディングチャンピオンの比嘉一貴は、トータル1アンダー、29位タイにつけています。
一方、県関係では日章学園高校出身で初出場の小浦和也が、2アンダーで迎えた最終18番。
第3打、ピン奥4メートルにつけると・・・これを確実に沈めバーディー。
トータル3アンダーで14位タイ、慣れ親しんだコースで上々のスタートを切りました。
(小浦和也 選手)「目標3アンダーと設定していたので、今日のところはクリアした。明日も今日と同じように一打一打丁寧に、まず気持ちで絶対負けないように頑張りたい」
同じく日章学園高校出身の香妻陣一朗は1オーバー60位タイで終えました。
それでは初日のそのほかの主な結果です。

今大会唯一のアマチュア、杉浦悠太が単独トップに立つ松山と1打差の2位につけています。
中島と賞金ランキングを争う金谷拓実はトータル2アンダー、18位タイとなっています。










