地方議会こそ女性議員へのハラスメントが起きやすい

政治学とジェンダー学が専門の上智大学の三浦まり教授は、地方議会こそ女性議員へのハラスメントが起きやすいと指摘する。

(上智大学 三浦まり教授)
「特に地方議会で起きやすいのは外の目が入りにくい。市区町村議会となると傍聴する人もあまりいない、非常に閉鎖的な中、政治的な対立があったりとかすると、外の目がないということで、場合によってはハラスメントに転じてしまう、そういった構造になっていると思います」


こうした中、全国ではハラスメント防止に向けた動きもある。

6月、福岡県議会では都道府県で初めてとなる議員や候補者らに対するハラスメントの防止を目指す条例が成立した。


相談窓口が設けられるほか必要に応じて注意喚起や勧告が行われるという内容だ。