MRTテレビ「Check!」で日常生活での疑問や不安などを調べていく「Check!調査班」。
今回の参院選では、女性候補の割合が初めて3割を超えました。
そして、地方議会でも女性議員の数は増えてきていますが、今回はその女性議員を取り巻く問題に注目します。
有権者からのセクハラや同僚議員からのパワハラなど女性議員へのハラスメントの現状、そして、その背景を取材しました。

女性の地方議員 ハラスメントの経験は57.6%
※内閣府男女共同参画公式YouTubeの動画より
(男性議員役)
「これだから女は困る。気に入らないなら二人とも、会派を出ていけ!」
女性に対し高圧的な態度をとる男性。
全国の地方議員が実際に経験したパワハラやセクハラについての事例を紹介する動画だ。
(女性議員役)「子育て支援の充実は喫緊の課題です」
(男性議員役)「かわいいね~。美しすぎる議員がんばれ~」
(別の女性議員役)「まずは自分が子どもを産んだら!」
全国的に女性議員の数が増加傾向にある一方、浮き彫りになってきた女性議員へのハラスメント。
内閣府がおととし実施した地方議員への調査では「ハラスメントを受けた経験がある」と回答した議員は、女性が57.6%と、男性の32.5%を大きく上回った。
