交通事故を防ぐ対策に注目します。
横断歩道での事故や子どもたちが巻き込まれる事故を防ごうと、宮崎県内ではあの手この手で対策が進められてます。
どのような効果が出ているのでしょうか。

一時停止率が56.9%→74.2%に向上 カラー舗装

宮崎市にあるこちらの横断歩道。通常の横断歩道とは違い、紅白に舗装されています。

(宮崎県警察本部交通企画課 小森 誠 課長補佐)
「宮崎県庁前の横断歩道は、横断歩行者が多く、車両の交通量が多いことから、このように赤色にカラー舗装化しております」

県内では、横断歩道で歩行者がはねられる事故が多く発生していて、去年は65件発生し、2人が死亡しました。

県警察本部では、去年夏から、利用者が多く危険性が高い県内の横断歩道27か所についてカラー舗装をして目立たせる工夫を実施。

この27か所の一時停止率の平均は、カラー舗装を行う前は56.9%でしたが、舗装後には、74.2%に向上しました。

(宮崎県警察本部交通企画課 小森 誠 課長補佐)
「(歩行者がいたら)横断歩道は止まらないといけないという認識がドライバーの方にも高まってきたということでは、効果があったのではないかなと思います」