2日から高千穂峡で開かれているハイダイビングの世界選手権、2日目の3日は、決勝ラウンドが行われました。
高千穂峡を舞台に、2日から開かれている「レッドブル・クリフダイビング」。
3日は、日本人初参戦となる荒田恭兵選手を含む男女23人が出場しました。
御橋に設けられたやぐらから2回ずつダイブ。空中での姿勢や演技などその美しさを競いました。
やぐらの高さは男子は27メートル、女子は21メートル。ダイブする時の速度は、時速85キロにものぼります。
また、川の水深は、およそ6メートルありますが、ダイブした勢いで、4、5メートルほど潜るということです。
競技の結果、女子は、オーストラリアのリアナン・イフランド選手が7連覇。
男子は、イギリスのエイダン・ヘスロップ選手が、優勝しました。
(女子優勝 リアナン・イフランド選手)
「とてもマジカルな場所で、ダイブできたことをすごくうれしく思っています。こういう形でいい結果を残せたことで今後にもつながっていくと思うのでうれしく思っています」
また、荒田恭兵選手は、11位でしたが、クリフダイビングの魅力をこう語りました。
(日本人初参戦・荒田恭兵選手)
「やる前の緊張感、準備の段階から自分のメンタルをコントロールすることから始まって、いざ演技をして飛び終えて成功した瞬間の達成感と爽快感が今まで感じてきたスポーツの何よりも大きいので、そこが魅力ですね」
大会の模様は、レッドブルクリフダイビングの特設サイトで配信されます。