放送の次の日から役場の外まで行列が

(国富町都市建設課 水元慎一郎係長)
「(MRTの)放送の次の日から役場の外まで行列が朝から8時前からできているような状態で、福岡の方がわざわざ一家三世代の家族旅行で役場に来られた方とかもいらっしゃいました。100匹単位でいれていたクワガタが(午前)10時には無くなるというような…大変だったです・・・」

(長友記者)「すいませんでした・・・」

去年は、町外からカブトムシを取りに来た親子から、感謝の手紙が届いたそうです。


(国富町都市建設課 水元慎一郎係長)
「また、一から読んだら泣きそうになりますけど・・・『おもちゃにしか興味がなかったのに、朝起きたらまずカブトムシの入ったケースをのぞいています。下の子はカブトムシと離れたくなくて保育所に行くのを渋り、上の子は近所のお友達に会う時にもケースを持ち歩いています』号泣しました

子どもたちのため、去年は、持ち帰るためのカップや餌のゼリーなどを自腹で用意していた水元さん。


今年は、去年の反響の大きさを聞きつけた人たちから、さまざまな協力が寄せられました。

(東諸県地区防犯協会 有馬行徳事務局長)
「ゼリーとかマットとか、入れ物とかを寄贈しております。だいぶ苦労されて、水元さんの方が自費でやっておられましたので、少しでも足しになればというふうに思いまして協力をさせてもらっております」

(国富町都市建設課 水元慎一郎係長)
「去年は、クワガタより先に私の財布が破綻しそうになったので・・・非常に助かっております」


また、クワガタの種類を説明する イラストも、役場の職員が描いたもの。
職員たちの自費でポストカードまで作成しました。



(イラストを作成・国富町役場都市建設課 相良由樹奈主査)
「5月からちょこちょこと描き始めて。自分の子どももクワガタが大好きなので、クワガタ大好きな子にポストカードもらってくれればいいなと思います」

さらに今回は、町外の団体と個人から、稀少なオオクワガタ4匹と、外国産のスマトラオオヒラタクワガタのつがい、7組が寄付されました。


この2種類は、稀少なため抽選で配布します。
眺める水元さんも、クワガタ愛が溢れます。

(国富町都市建設課 水元慎一郎係長)
「いや~抽選したくないくらいです。欲しい~。かっこいい」