10年前と比べ摘発人数は2倍近く
決して、ひと事ではない違法薬物の問題。
県内では去年、覚せい剤や大麻といった違法薬物の使用や所持などにより、過去最多となる100人が摘発された。
10年前と比べると、摘発人数は2倍近くに増え、近年は高止まりとなっている。

(宮崎県警察本部組織犯罪対策課 谷口裕和理事官)
「身近に薬物が蔓延しているというような現状があるかと思う。特に29歳以下の若年層の人たちの大麻事犯が非常に増加しているというような現状にあります」

大麻で摘発された人のうち、30歳未満が占める割合は半数以上に及ぶ。
その背景について警察は・・・。
(宮崎県警察本部組織犯罪対策課 谷口裕和理事官)
「インターネットとかで『大麻が身体的な影響が少ない』とか『依存性がない』といった間違った情報が氾濫している」
