31日、告示される宮崎県議会議員選挙は、県内を14の選挙区に分けて行われます。

県内全体では、14選挙区で定数があわせて39となり、30日時点で55人が立候補を表明しています。

このうち、定数1の西都市・西米良村、東諸県郡、それに西臼杵郡の3つの選挙区では、いまのところ、それぞれ現職しか立候補を表明しておらず、無投票の公算が大きくなっています。


一方、11の選挙区では選挙戦となる見通しです。

注目はまず、候補者が多い宮崎市選挙区です。
宮崎市選挙区は、定数12に対し、立候補予定者が17人と激戦です。


また、無投票が続いていたえびの市選挙区と北諸県郡選挙区は、いずれも2007年以来、16年ぶりの選挙戦となる見込み。

このほか、前回、無投票だった都城市や東臼杵郡などの選挙区も今回は選挙戦となる可能性が高くなっています。


投票率の低下が深刻で気になりますが、4年前の前回は、投票率が39.76%と過去最低でした。


31日、55人が立候補すれば、立候補者数は現在の定数となった2011年の県議選以降、最多となり、県議会への関心が高まるか注目されます。