種まきなどを行う際にドローンを活用する動きが広がる中、農業用ドローンの飛行設定をするアプリを宮崎県内の高校生が開発しました。
アプリを開発したのは、佐土原高校情報技術部の生徒8人です。
生徒たちが開発したアプリはその名も「ドローン助(じょ)さま」。
アプリでは、ドローンで畑に肥料や種を蒔く際の速度や高度のほか、散布量などを設定することができます。
このアプリは県畜産試験場の監修で開発され、13日は、農業用ドローンの進歩と発展に貢献したとして生徒たちに感謝状が手渡されました。
(佐土原高校情報技術部 西 麻佑花さん)
「野菜とか作るときに効率よく作れるようになってほしいなって思います、このアプリを使って」
(宮崎県畜産試験場酪農飼料部 黒木邦彦主任研究員)
「今までは経験とか、勘に頼って散布してたところを計算することで導入してすぐ散布作業に取り掛かれる。ドローンによる省力化が目指せれば、今後も農業は発展していくんではないかという風に考えております。」
アプリの利用は無料で、県では、今後、農家向けの研修会などでダウンロードできるQRコードが記載されたチラシなどを配布したいとしています。