「侍ジャパン」のキャンプでは、宮崎県内外から多くの人が訪れることが予想されます。
会場はサンマリンスタジアム宮崎ですが、JRの最寄駅にはあるものがないとして関係者が注意を呼びかけています。

こちらは、サンマリンスタジアムの最寄り駅の、木花駅。

(渕 雅顕記者)
「いまではスマートフォンでも利用できるほど普及している交通系ICカード。こちらの駅ではこの交通系ICカードが使えないんです」


宮崎市観光協会のツイッターにはこんな投稿が。

(宮崎市観光協会のツイッター)
「木花駅ではICカード乗車券は使えません!宮崎駅ではピッとできますが、木花駅に行く際はピッとしないように!もう一度!木花駅ではICカード乗車券は使えません!」

宮崎市観光協会のツイッター

その投稿を見た人たちは…

(SNSの声)
「ICカード使えないのってやばくない」
「キャンプシーズンは乗車率が違う。とはいえ、カードやアプリが使えないって…」



こうした意見に反応して宮崎市観光協会は、次のようにツイートしました。

(宮崎市観光協会のTwitter)
「色々なツッコミありがとうございます。たまには切符も良いものですよ!両思い切符とかで盛り上がったりして!?宮崎駅からであれば片道280円の切符をご購入ください」

宮崎市観光協会のツイッター


また、サンマリンスタジアムでキャンプ中の読売ジャイアンツのファンたちに話を聞くと。

(関東から)
「私は初めてここ来た時にびっくりした。結構都心の方に住んでるので、ICカードじゃないところがすごくいい」
(関西から)
「無人改札やね。ここもそうやねんけど、運動公園、整理券取って電車のらなあかんでしょ?払い戻しも。そこで、きのう、ごっつ時間かかったね」


前回、2017年の侍ジャパンのキャンプでは、1日あたりおよそ2000人が利用した木花駅。

JR九州では、今回、通常、1日31本の列車を合宿期間中、臨時列車を運用して6本増やすほか、2両編成を増やすことにしています。


また、ふだんは駅員がいませんが、担当者を常駐させることにしています。


(JR九州宮崎支社 與田優貴さん)
「列車のみならず各公共交通機関連携をして、無事に侍ジャパン、宮崎県の機運が高まるように連携して盛り上げていきたい」