26日の文化財防火デーにあわせて、国指定の重要文化財がある高千穂神社で、27日、防火訓練が行われました。
高千穂神社での訓練は、3年ぶりに消防と合同で行われ、神社の職員や西臼杵消防署、それに町消防団からあわせて43人が参加しました。
訓練は、ストーブが倒れ本殿から出火したと想定。
消防への通報や初期消火を行ったほか、国の重要文化財に指定されている鉄製の狛犬や御神像を運び出しました。
また、逃げ遅れた人を社殿から救助する訓練も行われました。
(高千穂神社 後藤俊彦宮司)
「何かあった時にこういう経験をしておりますと、ずいぶんとみんな落ち着いて消火とか、防災に役立つんじゃないかと思いました」
訓練を通して、参加者は防火意識を高めていました。