宮崎県は、家族の世話などを行っている子ども「ヤングケアラー」を支える体制づくりを少子化対策の計画に新たに追加しました。
23日は、県庁で子育て世帯の支援を目的に設置された子育て応援本部会議が開かれました。
会議では、2024年度までの5年間で県が推進する少子化対策「みやざき子ども・子育て応援プラン」に新たに5つの項目を追加。
この中には、家族の世話などを行っている子ども「ヤングケアラー」を支える体制づくりも盛り込まれています。
県が去年9月から今月にかけて行った調査では、「世話をしている家族がいる」と回答した人の割合は、小学6年生が3.8%、中学2年生が3.8%、高校2年生が3.2%となっています。