今年、日本で開催されるバスケットボールのワールドカップ本戦への出場を目指す、延岡学園出身のベンドラメ礼生(れお)選手に意気込みを聞きました。
バスケットが好きだからこそ、うまくなりたい
(サンロッカーズ渋谷 ベンドラメ礼生選手)
「日本代表入るときもそうだし、毎日が競争」
延岡学園出身、バスケットボールBリーグ1部の「サンロッカーズ渋谷」でキャプテンを務めるベンドラメ礼生選手、29歳。


延岡学園時代は主要大会を制し、高校三冠を達成。
プロの世界でも新人王を獲得するなど、輝かしい活躍をみせてきました。
(サンロッカーズ渋谷 ベンドラメ礼生選手)
「バスケットが好きだからこそ、うまくなりたい。その気持ちは小学校のときから変わってないし、バスケを始めたときから同じモチベーションでずっとバスケットと向き合ってきてる」

一つの目標、モチベーションであるのが日本代表
ベンドラメ選手が初めて日本代表に入ったのは、2018年。
また、おととしの東京オリンピックでは12人のメンバーに入り日の丸を背負いました。
(サンロッカーズ渋谷 ベンドラメ礼生選手)
「僕のバスケットを続けていく中での一つの目標、モチベーションであるのが日本代表で、そこのメンバーに選ばれたときっていうのはとても嬉しかった」

しかし、熾烈なポジション争いで代表から遠ざかる時期もありました。
(サンロッカーズ渋谷 ベンドラメ礼生選手)
「何回もメンバー落ちを経験してきて、遠征先の韓国から朝6時の便で1人で帰ってきたこともあるし、何してもうまくいかないときはあるかもしれないが、僕はそこで前に進むことを止めない。小さな一歩でも止まってしまった自分よりも確実に成長できてるって信じてるから」

前を向き続けたベンドラメ選手は、去年11月、追加招集がかかりおよそ1年ぶりに代表に復帰。
ワールドカップのアジア予選に出場しました。
(サンロッカーズ渋谷 ベンドラメ礼生選手)
「日本代表のために日本のために戦えるというのは僕のバスケットの中で一番嬉しいことだと思うので、追加招集されたときには一分でも一秒でも、コートの上に立ったら自分のできることを100%やろうという気持ちで試合に臨んだ」
