約50年つぎたした煮汁で3日間 じっくりとやわらかく炊き上げる

宮崎駅弁当の創業は1925年(大正14年)。名物の椎茸めしは、1953年から販売しています。

今回、グランプリを受賞した「上等椎茸めし」は、椎茸めしとおかずの2段弁当です。

(宮崎駅弁当 稲田文明社長)
「2016年ですから、ちょうど10年から1人で全部(味付けを)やっている」

伝統を受け継いでいるのは、4代目社長の稲田文明さん。母親から味を引き継ぎ10年です。

使用する干しシイタケは、県内産の大ぶりなもの。
およそ50年つぎたした煮汁で3日間、じっくりとやわらかく炊き上げていきます。

しっかりと煮汁を含んだシイタケは、甘すぎず辛すぎずちょうどよい味付けで、錦糸卵や鶏そぼろとの相性も抜群です。

(宮崎駅弁当 稲田文明社長)
「弁当として食べるので、シイタケの味、鶏そぼろの味、ご飯の味、錦糸卵も入れる、それとおかずがあるので、それを全部食べた時の感想というかそういうのが1つ丸ごと食べないと分からないので、難しいんですよ、駅弁は」

弁当作りは、妻の深雪さんや次女のひかるさんとともに、家族を中心に取り組んでいます。

(宮崎駅弁当 稲田ひかるさん)
「宮崎の名物として守っていかなきゃいけないものだなと思っていますし、駅弁も今すごく宮崎では少なくなってしまったので、なにより残したい気持ちですね」