【第1回 元TOKIOの山口達也氏が明かす依存症の怖さ「記憶がないまま焼酎を買いに」一人飲みが招いた崩壊 要約】
元TOKIOの山口達也氏は、講演で自らが「一生完治しない」とされるアルコール依存症であること、一口でも飲めば死ぬという医師の宣告や、依存症は脳のコントロール障害であり意思では止められない病であることを語りました。若い時からお酒を愛し、次第に「家飲み・一人飲み」へとエスカレート。ついには記憶がないまま酒を買いに行くほど、日常が静かに蝕まれていく恐怖のプロセスを克明に明かしました。

2018年の不祥事、そして「底つき」

記憶を飛ばすほどの飲酒を繰り返していた山口氏。その日常が崩壊するきっかけとなったのが、2018年に起こした不祥事でした。
山口氏はこの件について「この2018年の不祥事というのはお酒一切関係ありません。これは私自身が起こした問題である」と断言します。

この一件で、彼は仕事、仲間、信用、家、そのすべてを失いました。「底をついたわけです」と、彼はその時の絶望を表現しました。これは依存症からの回復を目指す人々が使う「これ以上下がない」というどん底の状態を指す言葉です。

すべてを失った中で、山口氏は「変な飲み方してたな。なんで記憶がなくなるまで酒を飲んでたんだろう」と自らを省み、「酒やめよう」と固く誓いました。
「自分ができることっていうのは反省と酒をやめること、それだけでした」。