宮崎県知事選挙の候補者3人の訴えや選挙戦を3回に分けてお伝えしています。

県知事選に立候補しているのは、届け出順に、元職でタレントの東国原英夫氏(65歳)、現職で4期目を目指す河野俊嗣氏(58歳)、新人のスーパークレイジー君氏(36歳)のあわせて3人です。


候補者は何を訴え、どのような選挙戦を展開しているのでしょうか。2回目は、現職の河野俊嗣氏です。

3期12年「安定のもとで前に進めてきた」

(河野俊嗣候補)
「まさに私は今が働き盛り。河野俊嗣は今が旬であります。ぜひこの私を使っていただきたい。この私を使っていただくことが宮崎の未来を切り開いていく」


4期目を目指す河野俊嗣氏。

3期12年の県政運営について「安定のもとで前に進めてきた」と、堅実さをアピールしています。


(河野俊嗣候補)
「これからの4年間暮らしや経済の本格的な回復を図り宮崎の再生を図ってまいります。そのことが実現できるのは、この宮崎に腰を据えて、一歩一歩、この宮崎の大地を踏みしめて前に進んできた私をおいてほかにない」


「安全安心な暮らしを守っていくこと、それが知事としての仕事だ」

知事選が告示された8日、宮崎市での出陣式を終えた河野氏は、今年の台風14号で甚大な被害を受けた椎葉村を回りました。

(選挙カーから河野候補)「しっかりと早期復旧に向けて仕事をして参ります」


(河野俊嗣候補)
「過去を選ぶのか、それとも未来を選ぶのかその選択選挙。16年前の過去に逆戻りするのか、それとも皆さんとともに歩んできたこの3期12年、その先に希望の未来を選ぶのか、その選択の選挙であります」

河野氏は、2005年に総務省から出向し、県の総務部長、副知事を務め、2010年の知事選で初当選。
その間、台風や口蹄疫などに対応したことをあげ、復興の大切さを訴えています。


(河野俊嗣候補)
「宮崎での仕事のスタートがあの(2005年の)台風14号災害であり、知事としてのスタートが口蹄疫からの災害復興であります。県民の暮らしを守っていくこと、安全安心な暮らしを守っていくこと、それが知事としての仕事だとそのことを胸に刻みながらここまで来た」