毎年、この時期恒例の「ふたご座流星群」。
12月14日(日)の深夜にピークを迎えますが、今年は好条件で観測できる見込みです。
MRTテレビ・ラジオで天気情報を担当する、気象予報士の野田俊一郎さんに「ふたご座流星群」観測のポイントを聞きました。
野田俊一郎 気象予報士
今年が好条件というのは、昨年よりも月明かりの影響がないため、より一層、流星が見えやすい夜になるためです 。
【観測の予想とポイント】
ピーク日時
12月14日(日)の深夜(特に23時以降の時間帯がおすすめ)
流星の数(予想)
空が暗い場所(例: 青島)では、1時間あたり約50個
空が少しぐらい明るい場所(例: 宮崎市内の大淀川沿いなど)でも、1時間あたり約20個見られる可能性があります 。
観察のコツ
ふたご座流星群だからといって、ふたご座にこだわる必要はなく、とにかく空を広く見る方がたくさんの流星を見つけられます 。
流星を確実に見つけるために、なるべく15分以上空を見つづけましょう 。
観察時の注意点
流星群が見える12月14日の夜にかけて、真冬並みの寒気が一気に南下し、北西からの冷たい風(季節風・木枯らし)も強めに吹きやすい状況になる予想です 。
このため、外に出る際は、雪山に行くくらいの気持ちで十分な防寒をしてください 。
非常に寒くなるため、対策を怠らないようにしましょう 。
※MRTテレビ「Check!」12月11日(木)放送分を再構成







