宮崎県延岡市北川町では、網を投げてアユをとる伝統的な漁法「しばぜき漁」が行われています。
「しばぜき漁」は、川に打ち込んだ杭に竹笹を絡ませて堰を作り、網を投げてアユをとる伝統漁法で、大正時代末期に高知の漁師が伝えたと言われています。
延岡市北川町の北川流域では、今年も「しばぜき漁」が行われていて、漁師たちが産卵のために川を下るアユめがけて次々と網を投げていました。
(平田義男さん)
「座って鮎を待ついつくるかわからんもんで群れがずーっとくるからそれが楽しみですね」
(黒木昇さん)
「自分の気持ちが晴れ晴れとするところがいいね」
延岡市北川町の「しばぜき漁」は、10日まで続けられるということです。